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今後への期待
2026年の今年は、M&Aの件数が伸び、IPOの厳格化とともに出口の多様化が進んでいます。また、政府が戦略17分野を発表し、経済安全保障への危機意識が強まるなか、国の成長戦略や安全保障と重なる領域への関心が高まっています。
この10年、制度の後押しも受けながら、日本のスタートアップエコシステムは大きく拡大しました。これからの10年は、これまでとは違い、成果が問われる10年になるでしょう。
国際情勢の変化、少子高齢化による労働力不足の加速、金利上昇とともに始まったインフレ経済。日本社会の経済環境と産業構造そのものが、大きく変わりつつあります。
変化の激しい今こそ、イノベーションの力が発揮される機会だと信じています。それは経済的な価値にとどまらず、社会へのインパクトにつながる貢献の可能性を秘めています。
イノベーションへの投資はあくまでも未来への期待であり、その実現に向けて邁進することが求められます。それによって、いま描いている未来よりもさらに豊かな日本への貢献を、このエコシステムが担ってほしい。そして、期待が広がり、挑戦を後押しする輪が広がっていくことを願っています。